3日未明からの豪雨で地盤が緩み、4日の今日は土砂崩れが相次ました。私の住む地域をはじめ多くの地域で避難所が設けられたので、様子を見に行ったり派遣されている市の職員の皆さんにも挨拶してまわりました。
 また、冠水した地域の方々からは排水対策が不十分だと、改善を求める声を聞かせていただきました。地域ごとに地形や水路の状態の特徴を考慮した対策を地域から要望されているわけですが、何年たっても改善されないことの結果が少なくない地域で冠水をもたらしたようです。大きな災害・水害は何十年に一度の事なので、計画的に改善や整備をするという事では、近年多発する自然災害には対応できなくなっています。
水害 常日頃、地域の水路や側溝の排水の整備ができていればもう少し被害が小さくてすんだところもあるようです。しかし、実情は高齢化や過疎が進み人手がいなくなる。耕作放棄の田んぼが増え、その所有者はいないなど、地域住民だけでは対応ができなくなっています。
 ある地域では度重なる水害で、その地域を離れてしまった世帯もあるとのことです。これでは、安心してくらせる街にもならず、市が力を入れる定住促進についてもマイナスとなるのではないでしょうか。今後の具体的な対策が必要です。
 今晩は雨は落ち着いていますが、今後は台風3号の通過による影響が心配されます。
 天候が落ち着いたら地域をまわった時の要望や、実際に被害を見て必要と思われる対策をまとめ、担当部署と相談したいと思います。
 写真の上段左は3日、古町堰での激しい濁流の様子です。その下は4日、同じ場所ですがだいぶ川の水が澄んできています。上段、右は3日、我が家の家の近くの川で今にも川の水が越水しそうです。下段、右は4日、新道小学校近くの土砂崩れで道がふさがっています。